㐧陸刻 実愛会から助け出された貴文は状況を把握出来ていないだけでなく、自分の考えを理解出来ない樹里とじいさんに苛立ちを感じていた。 樹里達が危機感の無い貴文と言い争っていると、物陰から何かが動く気配が…
㐧参刻 石を探しに自宅へ向かった樹里は、 待ち伏せていた実愛会の人間に拘束され、首を締められる。 必死の抵抗も虚しく、絶望の時間が過ぎてゆく。 薄れ行く意識で死を悟った時、樹里の身体には異様な変化が表れ始めていた…